がん保険を徹底比較!人気のがん保険はどれ!?
今や2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代といわれています。
そんながんに備えてがん保険に加入しようと考える方かも多いのではないでしょうか?
しかし、がん保険は種類が多くどれに入ったらよいか分からないですよね。
ほとんどの方が入るなら少しでも安く、手厚い保障が受けられるものを選びたいと思うでしょう。
本記事では、男女別におすすめのがん保険を徹底比較・解説していますので、がん保険を選ぶ際の役に立ててください。
- がん保険はがんに特化した保険
- がん保険では4種類の給付金が基本
- 男性におすすめのがん保険3選
- 女性におすすめのがん保険3選
- 保険に加入する時は保障内容と保険料のバランスを考える
- がん治療には40〜50万円がかかる
Contents
がん保険は他の保険とどう違う?受け取れる内容を比較
がん保険とは、がんになった時に、様々な保障をしてくれる保険です。
がんになった時、手術する時、入院する時、通院する時に給付金が受け取れます。
特約を付けることで、さらに保障を手厚くすることも出来ます。
がん保険で注意しなければならないのが、がん以外の病気には保険が適用されないことです。
がんにしか適用されない分、がんの治療に適した手厚い保障があります。
がん保険で貰える給付金は?
がん保険の基本となる給付金は以下の4つです。
- 診断給付金
- 手術給付金
- 入院給付金
- 通院給付金
これら4つの給付金の他にも「女性疾病特約」「先進医療特約」などを付けることでさらに手厚い保障にすることも出来ます。
特約を付けると保険金は高くなるので、保険金と保障内容を天秤にかけて保障内容を決定しましょう。
診断給付金
診断給付金は、がんと診断された時にもらえる給付金です。
診断された時点で、まとまったお金が支給されます。
保険次第では特約となっている場合もあります。
手術給付金
手術給付金は、がんの手術をすることになった時にもらえる給付金です。
入院給付金の日額を10倍、20倍した金額を支給されます。
倍率については、手術の内容や保険会社によって異なるので確認しておきましょう。
入院給付金
入院給付金は、入院することになった時、入院日数に応じてもらえる給付金です。
1日5,000円の給付金がもらえるとして、10日入院したら5万円が支給されます。
がん保険の入院給付金は、医療保険と異なり、何度入退院しても支給してもらえるのが特徴です。
通院給付金
通院給付金は、がん治療のため、通院した時にもらえる給付金です。
近年ではがんの入院日数も減って通院で治療するケースが増えています。
保険次第では特約となっているので、通院メインで治療したいと考えるなら確認すべきでしょう。
男性向けおすすめがん保険
こちらで男性におすすめのがん保険を3つご紹介していきます。
保険 | 対象年齢 | 保険期間 | 免責期間 | 診断給付金 | 保険料の見積 |
---|---|---|---|---|---|
はなさく医療 | 20〜85歳 | 終身 | 90日 | 10〜100万円 | 30代男性 2,879円/月 |
生きるためのがん保険Days1 | 0〜85歳 | 終身 | 90日 | 50〜100万円 | 30代男性 3,394円/月 |
新メディフィットA | 20〜75歳 | 終身 | 90日 | 10〜100万円 | 30代男性 1,175円/月 |
はなさく医療
はなさく生命の「はなさく医療」は、持病がある方でも、簡単な告知で加入が出来ます。
以下の3つの告知が「いいえ」なら申し込みが可能です。
- 直近3カ月以内に、医師により入院・手術・検査・先進医療を勧められたことがありますか。
- 過去2年以内に、病気やケガで入院・手術・先進医療を受けたことがありますか。
- 過去5年以内に、悪性新生物または上皮内新生物、肝硬変、認知症、アルコール依存症、統合失調症で医師による診療を受けたことがありますか。
(出典)基本告知事項|はなさく生命
保険料が加入時から上がらず、終身保険なので生涯保障してもらえます。
生きるためのがん保険Days1
アフラックの「生きるためのがん保険Days1」は、健康保険が適用されない最先端治療にも対応しています。
保険に加入した後でも、保障を追加出来る点が魅力です。
さらに、アフラックのがん治療相談サービスが無料で受けられます。
保険加入後のアフターサービスもしっかりしているので安心です。
新メディフィットA
メディケア生命の「新メディフィットA」は、特約の種類が豊富な医療保険です。
基本料金が安いので、特約を付けることで保障を手厚くすることが出来ます。
加入後も保険料が上がることはないのも魅力的です。
女性向けおすすめがん保険
こちらで女性におすすめのがん保険を3つ紹介していきます。
保険 | 対象年齢 | 保険期間 | 免責期間 | 診断給付金 | 保険料の見積 |
---|---|---|---|---|---|
生きるためのがん保険Days1(レディースプラン) | 15〜70歳 | 終身 | 90日 | 50万円 | 30代女性 3,558円/月 |
&LIFE新医療保険Aプレミア | 0〜85歳 | 終身 | 90日 | 100万円 | 30代女性 3,215円/月 |
ネオdeいりょう(女性疾病保障特約付加) | 0〜85歳 | 終身 | 90日 | 10〜200万円 | 30代女性 2,166円/月 |
生きるためのがん保険Days1(レディースプラン)
アフラックの生きるためのがん保険Days1(レディースプラン)は、女性特有のがんに対し、手厚い保障が受けられます。
また、健康保険が適用されない最先端治療にも対応しているのが特徴です。
さらに契約後は、ダックのがん治療相談サービスによって、がん治療に関する悩みや不安の相談に対しても、しっかりサポートしてくれます!
&LIFE新医療保険Aプレミア
三井住友海上の「&LIFE 新医療保険Aプレミア」に女性疾病給付特約を付けることで、女性特有の病気や女性に多い病気に備えることが出来ます。
他にも、女性サポート給付金付きがん診断給付特約を付けることで、出産時に出産祝金が受け取れたり、特定不妊治療にも対応出来たりといったメリットがあります。
自分に合った特約を付けることで、手厚いサポートが受けられるでしょう。
ネオdeいりょう(女性疾病保障特約付加)
ネオファースト生命の「ネオdeいりょう」は、ニーズに合わせて11種類の特約を組み合わせることが可能です。
女性疾病保障特約を付けることで、女性がなりやすい病気、女性特有の病気に備えることが出来ます。
また契約後は、24時間対応の電話相談サービス、セカンドオピニオンサービスが受けられます。
【必見】がん保険の選び方やポイントは?
がん保険を選ぶ時に、失敗しないための選び方を紹介していきます。
- 終身型か定期型か決める
- 保障でもらえる金額を決める
- 保障内容と特約をどれにするか決める
- 合わない保険には無理に加入しない
保険のタイプを決める
がん保険の保障期間は、一生保障がしてもらえる「終身型」と一定の期間だけ保障してもらえる「定期型」があります。
終身型
終身型保険のメリットは、一生涯保障してもらえるので、がんになりやすい老年期にも備えられるところです。
定期型に比べると保険料は高くなってしまうのがデメリットといえます。
しかし、保険料は一度加入してから値上がりすることはないので、保険料が安い若いうちに加入するのがおすすめです。
定期型
定期型保険は、一定の期間の保障になるので、期間が終了した場合は更新するか、そのまま解約するか判断する必要があります。
年齢が上がるにつれて、保険料は高くなるので、注意が必要です。
保険を見直して乗り換えるチャンスがあるのはメリットといえるでしょう。
保障金額を決める
保険に加入する際、診断給付金などの保障金額を決める必要があります。
保障金額は、高く設定すれば、保険料も高くなり、低く設定すれば、保険料も安くなります。
保障金額以外にも、給付条件も設定します。
給付条件は、1回だけ受け取れるタイプと複数回受け取れるタイプがあり、1回だけ受け取れるタイプは料金が安く設定されるので確認しましょう。
保険料の支払いが生活の負担にならないよう考えて、保障金額を決定しましょう。
保障内容・特約を決める
保険に加入する際は、保障内容、特約を選ぶことが出来ます。
主契約で保障される内容を確認しておくのがマストです。
診断給付金は何回受け取れるのか?入院給付金、手術給付金はいくらあれば足りそうか?を考えて保障内容を決定しましょう。
保障内容、特約を手厚くすることで保険料も高くなってしまうので、支払いに無理がでないよう調整してください。
無理に入ろうとしない
自分に合う保険がないと思ったら、思い切って保険に加入しないというのもひとつの手です。
公的保障を使えば、治療費の負担を減らすことが出来ます。
がん保険が本当に必要か?を知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてください。
がん保険に加入する時の注意点
がん保険に加入する時に注意しなければならないことが3点あります。
以下の3つについてそれぞれ解説していきます。
- 保障の対象範囲
- 免責期間
- 安さにこだわらない
保障の対象範囲に注意
保険に加入する際、保障が適用される範囲を確認しておきましょう。
例えば、上皮内がんは、保険によっては特約などを設定しなければ、保障の対象外となる場合があります。
がんになったとしても適用対象外で保障が受けられないとなったら大変です。
いざという時、しっかり保障が受けられるように保障の対象範囲を確認しておきましょう。
免責期間に注意
免責期間とは、保険の保障が受けられない期間のことです。
例えば、免責期間が90日の場合、保険加入時から90日間はがんと診断されても保障が受けられません。
免責期間がある理由は、がんであることを隠して加入した人がすぐに保障を受けるのを防ぐ役割をしています。
保険料の安さにこだわらない
保険料にお金をかけたくないからといって、安さにこだわるのは止めておきましょう。
保険料が安ければ、その分保障内容も手薄になってしまいます。
せっかく保険に加入していても、実際にがんとなった時に満足のいく保障が受けられない可能性があります。
最低限どのくらいの保障が必要か考えた上で、保険内容を決定しましょう。
がんになった時にかかる費用は?
がんで入院した場合、入院費用全体としては、40万~50万かかります。
入院費の内訳は入院費用とベッド代と食費を足した合計です。
がんの種類 | 平均在院日数 | 入院費用(3割負担) |
---|---|---|
胃 | 19.2日 | 約28万6000円 |
結腸 | 15.7日 | 約27万7000円 |
直腸 | 15.7日 | 約30万7000円 |
気管・気管支及び肺 | 16.3日 | 約25万6000円 |
出典:平均在院日数:厚生労働省「平成29年(2017)患者調査の概況 退院患者の平均在院日数等」公益社団法人全日本病院協会「医療費(2019年度 重症度別 年間集計)」
1人部屋を選択した場合、
ベッド代にかかる費用は1日あたり7,828円
がかかるので、20日入院した場合、15万6560円の追加費用も必要です。
さらに入院費とは別に、食事代も1食460円かかります。20日間入院した場合、2万7600円かかります。
- 入院費用 28万6000円
- ベッド代 15万6560円
- 食費 2万7600円
- 合計 47万160円
出典:厚生労働省 中央社会保険医療協議会資料「主な選定療養に係る報告状況(2016年10月19日) 」
がん保険比較|まとめ
- 男性におすすめ「はなさく医療」「生きるためのがん保険Days1」「新メディフィットA」
- 女性におすすめ「生きるためのがん保険Days1(レディースプラン)」「&LIFE新医療保険Aプレミア」「ネオdeいりょう(女性疾病保障特約付加)」
- 保険は若いうちに入ったほうがお得
- 負担にならない範囲で保険を決める
本記事では、がん保険を比較し、おすすめの保険を紹介してきました。
男性の場合「はなさく医療」「生きるためのがん保険Days1」「新メディフィットA」がおすすめです。
女性の場合は「生きるためのがん保険Days1(レディースプラン)」「&LIFE新医療保険Aプレミア」「ネオdeいりょう(女性疾病保障特約付加)」がよいでしょう。
保険は若いうちに入ったほうが、保険料も安く保険料金も上がることはないためお得です。
まだ若いからといって保険に加入するのは早いと思わず、若いうちから将来に備えて保険を選びましょう。
またがん保険は、保障内容と特約を追加することで保障内容を手厚くすることが出来ますが、保険料も高くなってしまいます。
特約や保障内容を少なくすることで、保険料を安く出来ますが、保障内容が手薄になってしまうので、保障内容と保険料のバランスを考えて保険を決めましょう。
今や2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで亡くなる時代といわれています。そんながんに備えてがん保険に加入しようと考える方かも多いのではないでしょうか?
しかし、がん保険は種類が多くどれに入ったらよいか分からないですよね。
ほとんどの方が入るなら少しでも安く、手厚い保障が受けられるものを選びたいと思うでしょう。