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歯の寿命が縮む?セラミック矯正の方法やメリット、デメリットを丸ごと解説

歯の寿命 セラミック矯正
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2〜3週間で歯並びが整えられるセラミック矯正は、芸能人にも人気の歯列矯正です。

2年以上かかるワイヤー矯正やマウスピース矯正よりも手軽、かつ短期間で綺麗な歯が手に入ります。

しかし、実はセラミック矯正はデメリットが多い治療法なのです。

また、
「セラミック矯正ってどうやって治療するの?」
「歯をセラミックに置き換えるのって簡単?」

などセラミック矯正の疑問をお持ちの人も多いのではないでしょうか。

今回はセラミック矯正の特徴やメリット、デメリットを解説します。

ワイヤー矯正やマウスピース矯正以外の治療法に興味のある方は、治療法選びの参考にしてみてください。

セラミック矯正とは?

セラミック矯正の特徴と治療費の相場を解説します。

セラミック矯正には、

  • 歯を削ってセラミック歯をかぶせる治療法
  • 最短2週間で治療が終わる

という2つの特徴があります。

歯を削ってセラミック歯をかぶせる治療法

セラミック矯正は、簡単にいうとさし歯治療です。

出っ歯や受け口、ずれている前歯、八重歯など、気になる歯を削ってセラミックでできた人工の歯をかぶせて歯並びを整えます。

最短2週間で治療が終わる

セラミック矯正は、最短2週間で歯並びを整えられる治療です。

治療期間が短いことから、別名「クイック矯正」とも呼ばれています。

ワイヤーやマウスピースなどを使った一般的な歯列矯正は、2年以上かけて少しずつ歯並びを整える治療です。

セラミック矯正は初診から治療が終えるまで1ヶ月もかかりません。

セラミック矯正にかかる治療費

セラミック矯正の治療費相場は、

  • セラミック歯1本:30,000円〜60,000円
  • セラミック歯4本以上:20万円〜50万円

かぶせる本数が1、2本だと10万円前後で治療できます。

4本以上でも治療費はワイヤー矯正やマウスピース矯正よりも安いです。

  • ワイヤー矯正治療費の相場:60万円〜150万円
  • マウスピース矯正治療費の相場:80万円〜100万円

歯を削るとは?抜歯は必要?セラミック矯正の仕組み

セラミック矯正は3つの工程で治療を行います。

  • 歯を削る
  • 歯の神経を抜く、または歯を抜く
  • セラミック歯をかぶせる

3つの工程それぞれについて詳しく解説します。

1. 歯を削る

セラミック矯正は、元の歯が健康でも細くなるまで削る必要があります。

歯を削らなければセラミック歯をかぶせられないからです。

虫歯がある場合は、まず虫歯を治療してから歯を削ります

2. 歯の神経を抜く、または歯を抜く

出っ歯やすきっ歯など、歯の位置や角度が大きくずれている場合は、歯の中を通っている神経を抜きます。

神経を抜くのは、神経が残ったままだと痛みがとても強くなる可能性があるからです。

神経を抜くことと歯を抜くことは、必ずしも必要というわけではありません。
歯の状態によっては必要ないケースもあります。

  • 八重歯が前に飛び出している
  • 乳歯が残っている
  • 歯並びがとても悪い

抜歯が必要な場合は上記のケースが多いです。

3.セラミック歯をかぶせる

セラミック製のさし歯をかぶせて治療完了です。

セラミック矯正で使うさし歯の素材別メリット、デメリット

セラミック矯正で使うさし歯は、素材によって主に4つの種類に分けられます。

  • ハイブリッドセラミック
  • メタルボンド
  • オールセラミック
  • ジルコニアセラミック

素材を選べる歯科医院もあります。

同じセラミック製でも、使われている素材が違うと耐久性やどれくらい長持ちするかなど、メリットやデメリットも変わるので素材もしっかりチェックしましょう。

ハイブリッドセラミックのメリット、デメリット

レジンというプラスチック素材とセラミックを混ぜ合わせて作るセラミック歯で、耐久年数は2年程度です。

<メリット>

  • ほかの素材を使ったセラミック歯よりも安いから治療費を安く抑えられる
  • 割れにくい
  • 柔らかいので周りの歯を傷つけにくい

<デメリット>

  • 透明感があまりない
  • 金属アレルギーがある人は使えない
  • 変色しやすく2年程度で黄ばんでしまう
  • 加齢で歯肉がやせてくると金属成分が歯茎に溶け出し、歯茎の根元部分に黒ずみができることがある

メタルボンドセラミックのメリット、デメリット

裏側が金属で補強されたセラミック歯、耐久年数は7年程度です。

<メリット>

  • 金属で補強されているので丈夫で割れにくい
  • タバコのヤニやコーヒーなどで着色しにくい

<デメリット>

  • 金属アレルギーがある人は使えない
  • セラミック部分から金属が透けて見えやすい
  • ハイブリッドセラミックと同じく歯茎の根元に黒ずみができることがある

オールセラミックのメリット、デメリット

セラミックだけで作られた歯で、耐久年数は5年〜10年程度です。

<メリット>

  • 透明感が高く仕上がりが特に綺麗
  • 金属不使用なので歯茎の根元部分に黒ずみが発生しない
  • タバコのヤニやコーヒーなどで着色しにくい
  • 患者一人一人の歯に合わせた色の歯に作るので、仕上がりに違和感が少ない
  • ほかの種類に比べて歯を削る量が少ないから歯の負担を抑えられる

<デメリット>

強い衝撃が加わるとひび割れたり欠けたりすることがある

ジルコニアセラミックのメリット、デメリット

人工ダイヤモンドとほぼ同じ成分でできたセラミック歯で、オールセラミックよりも強度が強くて丈夫です。
耐久年数は10年程度。

<メリット>

  • 本物の歯に近い自然かつ美しい仕上がり
  • 着色しにくい
  • 歯茎の根元部分に黒ずみが発生しないオールセラミックよりも丈夫で破損しにくい

<デメリット>

  • ほかの素材に比べると丈夫だが、破損することがある
  • 厚みがあるので歯を削る量が多くなる
  • ほかの素材に比べて治療費が高くなる

ジルコニアセラミックは特に優れた素材

前歯部分は歯並びの中で特に目立つ部分なので、セラミック矯正の中で特に自然で美しい仕上がり、丈夫なジルコニアセラミックが向いています。

ワイヤー矯正に比べると目立ちにくいセラミック矯正ですが、変色しやすいハイブリッドセラミックや金属が透けて見えるメタルボンドセラミックだと目立つ可能性があるのです。

ジルコニアセラミックならほかの歯に合わせた色のさし歯が作れるので、目立ちにくく透明感のある仕上がりに。

ほかの素材より強度もあるので、うっかり転んで強い衝撃を受けても比較的破損しにくいので安心です。

セラミック矯正のメリット、デメリット

セラミック矯正のメリットは主に見た目の良さと治療の速さ。

主なデメリットは歯に負担が大きくかかることです。

セラミック矯正はメリットよりもデメリットの方が多いので、治療を検討している人は信頼できる歯科医としっかり相談した上で決断することをおすすめします。

セラミック矯正のメリット

  • 矯正器具を使わないので見た目の心配がない
  • 短期間で治療が終わって綺麗な歯並びがすぐに手に入る

矯正器具をつけて行う歯列矯正と違い、さし歯をかぶせるだけなのですぐに綺麗な歯並びが手に入ります

セラミック矯正のデメリット

  • 数年ごとにさし歯の取り替えが必要になり、維持費がかかる
  • 歯の神経を抜くと歯がもろくなる
  • 元の歯よりも強度は高くないので、割れたり欠けたりすることがある
  • 歯周病になりやすい

セラミック矯正は簡単に綺麗な歯並びが手に入るぶん、デメリットが多いです。

まず、治療費は安いですが5年〜10年ごとにさし歯のメンテナンスが必要になるため、維持費がかかります。

さし歯を取り替える場合、最初に治療したときとほぼ同じくらいの費用が必要になり、長い目で見るとワイヤー矯正やマウスピース矯正の治療費の方が安くなる可能性が高いのです。

強度が高いセラミック製のさし歯もありますが、元の歯に比べると強度が劣るため、強い衝撃を受けると破損する可能性があります。

また、元の歯とさし歯の接着面にはわずかに隙間があるため、隙間部分に汚れや雑菌が溜まって歯周病リスクが上がるというデメリットも。

セラミック矯正最大のデメリットとは

最大のデメリットが、歯の寿命が短くなる可能性が高いということです。

セラミック矯正の歯を削る、神経を抜くという治療方法は歯の寿命を短くすると言われています。

さらに、さし歯を付け替えるときに歯をさらに削るため、セラミック矯正歴が長くなるほど元の歯を削る量が増え、歯がもろくなるのです。

歯の寿命が短くなり、元の歯がもろくなると年齢を重ねてから入れ歯になる可能性が高くなります。

まとめ

セラミック矯正は、ワイヤー矯正やマウスピース矯正のように時間をかけて歯を移動させて歯並びを整える矯正治療ではありません

歯並びを整えたい部分の歯を削り、セラミック製のさし歯をかぶせて行う歯の取り替え治療のようなものです。

治療期間が2〜3週間と短期間で美しい歯並びに整えることができますが、歯の寿命を短くする、維持費がかかるなど、デメリットがたくさんあります

歯の美しさと健康を引き替えにする可能性が高い治療法なので、安易に治療を受けることはおすすめしません。

最近は一般的なワイヤー矯正でも目立ちにくい素材でできた器具が開発され、目立たない歯列矯正が可能になっています。

ワイヤー矯正などほかの矯正の記事もご覧になり、美しさだけではなく元の歯の健康も重視して治療法を選んでみてください。

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