【比較】美容点滴と内服どっちが効果的?
女性の悩みはいつも絶えませんね。
そんな時、化粧品やサプリ、エステなど、美にお金をかけることも多いですよね。
「美容点滴」や「内服」を考えている人も多いでしょう。
また、美意識の高い女性のみなさんなら、一度は興味を持ったことがあるのではないでしょうか。
美容点滴も、内服も、どちらも美容クリニックなどの医療機関で点滴・処方されることが可能です。
では、美容点滴と内服、どちらが効果的なのでしょうか?
その両方の特徴を理解し、あなたに合った美容方法を見つけましょう!
美容点滴とは?
美容点滴って何?
最近ではビタミン点滴や白玉点滴などたくさんの種類の点滴がありますよね。
美容点滴とは、不足している栄養成分を食事やサプリではなく点滴することです。
直接血液内に栄養成分を補うことができるので、食事やサプリよりも吸収率が高く、肌や体への結果が早く出やすいです。
点滴をする時間はおよそ30分程度です。
特に着替えや準備などは必要なく、30分リラックスして過ごすだけで大丈夫です。
一言に美容点滴といっても、種類はいろいろあります。
また、美容点滴は保険適応外のため、自費になります。
金額はクリニックや点滴の種類によっても異なるため、事前に調べておくと良いでしょう。
美容点滴:一般的なビタミン点滴
美容点滴は一番オーソドックスなビタミン点滴です。
一般的なビタミン点滴の内容
- ビタミンC
- ビタミンB群…等(クリニックによる)
主に肌に潤いを与え、ハリや透明感のある肌に近づくことができる成分です。
美容点滴が初めてで何を選んでいいかわからない方は、まずこういったオーソドックスなビタミン点滴が良いでしょう。
価格も1500〜3500円程度とお手頃です。
美容点滴:高濃度ビタミンC点滴
美容点滴を扱っている医療機関では、高濃度ビタミンC点滴を取り扱っているところが多いです。
なぜかと言うと、ビタミンCには強い抗酸化作用があるからです。
抗酸化作用の強いビタミンCは、若々しい肌を保つことだけでなく、元気な体を保つために重要なのです。
私たちの体は、エネルギーを使うたびに活性酸素というものが排出されます。
車に例えると、ガソリンがエネルギーになり、走ると排気ガスが出ますね。
人間の体において、この排気ガスに当たるのが、活性酸素です。
私たちの体では、食べ物などがエネルギーとなり、活動することで活性酸素が血液中に排出されるのです。
血液中の活性酸素が多いと、老化や癌、生活習慣病を促進されてしまいます。
そのため、私たちは、抗酸化作用のある野菜や果物などを食べ物から摂取する必要があります。
しかし、たくさんの活性酸素を倒すためには、食べ物だけでは追いつきません。
そこで、高濃度ビタミンCを点滴することで、抗酸化作用を高め、肌を若く健やかに保つことが可能なのです。
また高濃度ビタミンC点滴は、美容目的だけでなく、がんの代替療法としても使用されることがあります。
それほど、抗酸化作用が強い点滴と言えるでしょう。
高濃度ビタミンCを点滴をすると、以下のような感想が多く聞かれます。
一般的なビタミン点滴の内容
- シワ・タルミ・ハリがよくなった
- 肌が明るくなった
- 風邪を引きにくくなった
- 疲れにくくなった
それほど効果的な点滴であるため、高濃度ビタミンC点滴は値段が高いです。
医療機関によりますが、19000〜34000円と幅広く、ビタミンCの内容量が多いと高くなります。
美容点滴:ダイエット点滴
ダイエット点滴といっても、点滴するだけで痩せることはできません。
しかし、美容点滴を併用することで、痩せやすい体作りの手助けになります。
ダイエット点滴の内容
- Lカルニチン(アミノ酸の仲間で、脂肪を燃焼するのに必要な成分)
- αリポ酸(ブドウ糖をエネルギーに変える)
など、健康でスリムな体作りに必要な成分を点滴します。
価格は2500〜3500円前後です。
美容点滴:白玉点滴(ビヨンセ点滴)
海外で人気の白玉点滴をビヨンセが行なっていたことで有名になり、ビヨンセ点滴とも呼ばれるようになりました。
白玉点滴(ビヨンセ点滴)の内容
- グルタチオンという成分を点滴します。
- グルタチオンも、抗酸化作用の強い成分
- 肌を若々しく保つためにとても有効な点滴だと人気
高濃度ビタミンC点滴に比べて価格は安いものの、回数を重ねなければ効果の実感が湧かないことが多いようです。
価格は3000円前後が多いようです。
美容のための内服とは
美容に内服薬ってあるの?
美容のための内服とは、サプリメントとは違い、美容クリニックや皮膚科、内科などの医療機関で処方してもらえる、美容効果があるとされる内服薬です。
不足している栄養成分を補うという点では美容点滴と同様ですが、点滴に比べると吸収率が遅く、効果の実感も緩やかです。
しかし点滴のように拘束時間がないのがメリットでしょう。
ほとんどの内服薬の処方は1ヶ月分まで可能です。
病名が診断された場合は保険適用されることもありますが、基本は自費になります。
美容の内服:シナール
ビタミンの複合剤で、主成分はアスコルビン酸(ビタミンC)です。
上記にも述べたように、ビタミンCには抗酸化作用があり、老化を緩やかにし、健やかな肌を保つことができます。
約12週間飲み続けて、目に見えて実感が湧くようになります。
シミ予防として内服する場合が多く、長期的に内服するとシミやくすみも出にくく肌の透明感を出すことが期待できます。
その他の美容の内服
その他の美容内服薬の内容
- ユベラ
血液の循環を促し、お肌の潤いとハリを保ちます。
肩こりや冷え性にも良いとされています。
美容目的の場合はシナールなどと一緒に処方されることも多いでしょう。 - トランサミン
肌のシミを目立ちにくくし、透明感を引き出すことが期待できます。
特に肝斑に有効と言われています。
ユベラ同様、シナールなどのビタミン製剤と一緒に内服することで、より結果が出やすいです。 - ハイチオール
市販薬でも有名なものですが、医療機関での処方も可能です。
紫外線などの刺激によるメラニン生成を抑えると言われています。
美容の内服の効果持続期間
美容点滴のように、すぐに変化を感じることは難しいでしょう。
肌の変化を感じるまでにほとんどの内服薬では4〜8週間ほどかかります。
しかし、継続して内服することにより、内服をやめた後も2〜3ヶ月はお肌の状態を保つことが可能です。
上記の内服薬を、症状に合わせて色々な組み合わせでセットして処方している医療機関が多いので、医師に相談し、自分に合った内服薬を見つけましょう。
内服でもシミや肝斑を薄くすることは十分可能であり、美容点滴と同様の美肌を維持することも可能です。
美容点滴と内服薬のメリット・デメリットまとめ
美容点滴と内服薬のメリット・デメリットまとめ
- 美容点滴では、すぐに肌の変化を感じられる。
- 特に高濃度ビタミンC点滴は、抗酸化作用が強く、若々しい肌を維持するために有効。
- 美容の内服では、肌の変化を感じるまでに4〜8週間かかる。
- 充分な変化を感じるには12週間ほどかかることもある。
- 長期的に内服することで、点滴と同様の肌の変化が期待できる。
- 内服を辞めても、2〜3ヶ月ほど肌の状態を保つことが可能。