おすすめの腰痛マットレスをランキング形式で紹介【今日から熟睡出来る?】
「腰痛で熟睡出来ない。」
「朝起きても疲れがとれていない!」
このような悩みを抱えていらっしゃる方も少なくないのではないでしょうか。
腰痛でお悩みの皆さんの中には、硬い布団で寝ると熟睡出来ず、朝起きても昨日の疲れが全くとれていない。
という経験をお持ちの方も多いかと思います。
しっかりと睡眠をとることは疲労回復だけでなくストレスを軽減させるためにも重要です。
そこで少しでも睡眠の質を改善し、健康的な生活を送ることが出来るよう寝具にもひと工夫してみてはいかがでしょうか。
本記事では、心地よい睡眠をサポートするおすすめの腰痛マットレスを紹介します。
さらに腰痛マットレスの種類や選び方、また根本的な問題である腰痛を悪化させる原因を正す方法も併せてご紹介いたします。
本記事をお読みいただくことで、快適な睡眠と腰痛を引き起こす原因の解消に繋がりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
腰痛マットレスおすすめの概要
- 腰痛マットレスで睡眠時の腰への負担を軽減
- 腰痛マットレスには5種類ある
- マットレスを選ぶ際には硬さ・弾力性・寝心地を重視
- 腰痛を引き起こす原因を解消する方法を紹介
Contents
腰痛マットレスの種類
「腰痛マットレスもいろいろあるけど、どれが一番自分に合うのだろう?」
誰しもが思う疑問かと思われます。
そこで素材が異なる5種類の腰痛マットレスがそれぞれ”どんな方におすすめなのか”解説します。
腰痛マットレスの種類
- コイルマットレス
- スプリングマットレス
- ウレタンマットレス
- ファイバーマットレス
- ラテックスマットレス
コイルマットレス
コイルマットレスはその名の通り、マットの構造にコイルが使われているマットレスの総称です。
最も一般的なマットレスで、耐久性および通気性に優れているのが特徴です。
フィット感もあり寝心地がよく種類も価格帯も豊富なので、初めて腰痛マットレスを購入するという方におすすめです。
コイルマットレスには大きく「ボンネルコイルマットレス」と「ポケットコイルマットレス」の2種類があります。
ボンネルコイルは人の重さをマットレスの面で分散させるタイプで、心地よいフィット感と、湿気が溜まりにくい点が長所です。
欠点としては横揺れを感じやすく、寝返りの振動が隣に寝ている方がいれば、伝わり易いという点が挙げられるでしょう。
一方で、ポケットコイルは人の重さを各点で支える構造をしており、ボンネルコイルよりも体重を分散するので、寝心地がよいです。
また、各コイルが袋に包まれて独立しているため、寝返りの振動が響き難いという特徴もあります。
欠点として挙げるのであれば、ボンネルコイルよりも一般的に品質がよいため、その分お値段が高いという点になるでしょう。
スプリングマットレス
高密度にバネを配置している分、反発力や耐久性に優れているのが特徴です。
高い耐久性があり劣化せず長持ちします。
適度な硬さがあり、特に沈みやすい腰回りをしっかりと支えてくれるため、腰痛マットレスとしても効果抜群。
寝心地は硬めとなっています。
欠点としてマットレスに柔らかさを求める方には適していないでしょう。
ウレタンマットレス
ウレタンは体圧分散や反発力に優れた素材で、低反発から高反発まで好みの硬さを選択することが出来製品の種類も豊富です。
価格もお手頃で、ベッドに敷いて使用するだけでなく、床に直接敷いて使用出来るタイプもあります。
欠点として高反発ウレタンは人によっては寝心地が硬いと感じることも多い一方で低反発ウレタンは、反発しないため寝返りが打ちづらく、姿勢を長時間変えられないことで腰痛の原因になってしまうケースもあります。
ファイバーマットレス
ファイバーマットレスの特徴は、ポリエチレンといわれる繊維を絡め合うようにして編んだ素材を使用していることです。
高反発のウレタンマットレスと同様、硬めのしっかりとした寝心地を得ることが出来るので、寝返りが打ちやすいのが特徴です。
また、通気性が非常によく、自宅で丸洗いすることも出来るマットレスです。
そのため衛生面が気になる場合でも安心して使えます。
寝汗や湿気がマットレスの内部に籠らないので、カビやダニ、汗で臭くなる心配も少ないでしょう。
欠点としては、熱に弱く70~90度で溶け出す恐れがあることです。
このため冬に電気毛布と併用するのはおすすめ出来ません。
ラテックスマットレス
反発力の高い天然ゴムを使用しており、ゴム特有の柔らかさに加え弾力性を兼ね合わせたマットレスです。
ダニやハウスダストが発生しにくく、衛生的に使用出来るという長所があります。
また、体圧分散や耐久性にも優れており、ゴムの柔らかさと高い反発力の絶妙なバランスで身体を支えてくれ、心地よい寝心地を提供してくれます。
欠点としては、通気性が悪く夏場は蒸れを感じることがあること。
また、品質のよい天然ラテックスマットレスは価格が少し高いことが挙げられます。
腰痛マットレスの選び方
「腰痛マットレスには様々な種類があるけれど、どうやって選んだらいいの?」
「自分に合ったマットレスはどれだろう?」
マットレスを初めて購入される際にはこのようなお悩みや疑問をお持ちになることもあるでしょう。
マットレスには様々な種類があり、硬さ、反発性、厚さ、価格などの条件も千差万別です。
自分に合ったマットレスを選ぶことで下記のメリットが得られます。
メリット
- 腰痛が緩和される
- 寝心地がよくなる
- 疲れがとれ
それでは実際どのような基準でマットレスを選べばよいのか、ポイントを3つ紹介します。
3つのポイント
- 硬さ
- 弾力性
- 寝心地
選び方その1:硬さで選ぶ
マットレスを購入する際、硬さは最も重要なポイントのひとつです。
もちろん好みも重要ですが、寝る時の姿勢や体重・体型によってもおすすめのマットレスの硬さは変わってきます。
重要なことは、身体への圧力を分散してくれる体圧分散に優れたマットレスを選択することです。
硬すぎても柔らかすぎてもよくありません。
マットレスの硬さを3段階に分け、素材と特徴ごとに、どんな方におすすめかを確認しましょう。
沈み込むような柔らかさを求める方には「低反発ウレタン」「ポケットコイル」がおすすめ
低反発ウレタンは、マットレスだけでなく、車いすやスポーツシューズ、枕にも使用されており、柔らかく安心感のある素材として評判です。
一方のポケットコイルは身体にフィットし、柔軟性があります。
横向き寝が多い方には柔らかいマットレスがおすすめです。
また、体重が軽めな方は身体が沈み込み過ぎてしまう不安がほぼないので、柔らかいタイプのマットレスが適しているのではないでしょうか。
中程度の硬さを求める方には →「高反発ウレタン」「ラテックス」がおすすめ!
高反発ウレタンとラテックスは、いわゆる「硬すぎず・柔らかすぎず」程よい睡眠姿勢を保ち、ストレスなく寝返りを打てるのが特徴です。
高反発ウレタンは安定した寝心地と適度な硬さを得られます。
一方のラテックスは、低反発ウレタン同様の柔らかさを持ちますが、沈み込むことはありません。
高反発ウレタン・ラテックス共に、仰向けで寝る方や標準的な体重の方におすすめです。
しっかりした硬さを求める方には「ボンネルコイル」「スプリング」「ファイバー」がおすすめ
ボンネルコイルは、連結したコイルスプリングの効果で身体を面で支えてくれます。
コイルならではの弾力がある適切な硬さの寝心地です。
スプリングとファイバーも、硬めの寝心地で、寝返りも打ちやすく姿勢が固定されないので、肩凝りや腰痛で悩んでいる方に適しています。
しっかりした硬さのマットレスは、うつぶせ寝の方におすすめです。
また体重が重めの方に関しては、身体が沈み込み過ぎず寝返りがしやすい硬めのマットレスを選ぶとよいでしょう。
選び方その2:弾力性で選ぶ
マットレスを選択する重要な指標として、弾力性があります。
理由は、弾力性は腰痛を防ぐための適切な睡眠体勢を保つために必要だからです。
睡眠時の姿勢を分類すると、大きく仰向け・横向き・うつ伏せの3パターンに区分出来ます。
うつ伏せや横向きの姿勢で寝ることが好みの方も多いかと存じますが、背中・背骨への負担を考慮すると、最適な睡眠体勢は仰向けだといえるでしょう。
どのマットレスを購入するか選択する際は、仰向けで寝る時に背中に違和感が無く、長時間寝ていても身体に負担がない適切な反発力のマットレスを選ぶことがおすすめです。
一般的に、寝た時に身体が沈み込み過ぎず弾力性があるマットレスを「高反発タイプ」、その一方で身体が沈み込み跳ね返す力がそれ程強くないマットレスを低反発タイプ」と呼びます。
高反発マットレスは理想的な姿勢の維持がしやすく、また寝返りも打ちやすいので腰痛や肩凝りが特に気になる方におすすめです。
低反発マットレスは、柔らかい寝心地を好む方におすすめである一方、寝返りが打ちづらく、同じ姿勢を長時間保ってしまうことに繋がるので、腰痛や肩凝りが特にひどい方には不向きなこともあります。
選び方その3:寝心地で選ぶ
マットレスを選ぶ際、寝心地は非常に重要な指標のひとつです。
なぜなら、寝心地がよくないと朝起きた時疲れもとれておらず、長期的な観点においても健康によくないからです。
寝心地がよくないと腰痛にも悪影響であることは明白でしょう。
快適に眠れるマットレスかどうかの基準は明確にひとつに定まっているものではなく、個人の感じ方に大きく依存します。
そこでお店の展示場に足を運び、実際にマットレスに横になってみて、自分に合った寝心地かどうか確認することがおすすめです。
腰痛マットレスのおすすめ4選
腰痛マットレスの種類と選び方を理解いただいたところで、ここから皆さんお待ちかね、おすすめの腰痛マットレスの紹介です。
他の記事やサイトではおすすめ10~15選と多くの腰痛マットレスを紹介していますが、あまり選択肢が多いとかえってどれを購入していいか迷うもの。
本記事では4つの腰痛マットレスを紹介します。
高反発腰痛マットレスのおすすめ
2つとも腰痛マットレスのランキングの常連で多くの方からのの評価を得ています。
イッティ雲のやすらぎプレミアム
約17cmの肉厚クッションにも関わらず一年中使えるリバーシブルタイプ。
季節に応じて表裏の両面を使い分けられる5層構造・厚さ約17cmの肉厚のマットレス。
寝姿勢を保持する高反発スプリングと、体圧を点で支えて縦方向と横方向に体圧を分散させる高反発ウレタンフォームとの組み合わせによる「新クロスクラウド製法」によって、理想的な寝姿勢をキープします。
表地には春夏向けに適した防菌・防ダニ加工の化学素材と、吸湿・発散性や保温性にすぐれた秋冬向けの羊毛素材を使用しており、一年中快適な寝心地が得られます。
下記の公式サイトをご覧いただくとご理解いただけます通り、なんと190kgのお相撲さんでも納得の高反発! 楽々寝返りが打てるのです。
腰痛を解消したい!
寝ている時気持ちよく寝返りを打ちたい!
と感じているあなたにまずはおすすめの一品です。
画像出典:イッティ「雲のやすらぎプレミアム」
ニトリ 3つ折り高反発マットレス 厚さ10cm(日本製)シングル
高反発ウレタンがバランスよく身体を支え、理想の寝姿勢を保つことが出来るマットレス。
およそ8,000円とお手頃な価格です。
高反発・厚さ10cmであるにも関わらず折りたたみが出来て収納にも便利です。
初めてマットレスを購入する方や、お持ちの他の寝具と組み合わせることで寝心地を高めたい方におすすめ。
ニトリのマットレスはコストパフォーマンスがよく、まさに「お値段以上、ニトリ」ですね。
画像出典:3つ折り高反発マットレス 厚さ10cm(日本製)シングル
低反発腰痛マットレスのおすすめ
一方で筆者である私はというと、高反発・寝返り重視の妻とは対局で、包み込むような低反発のマットレスが好み。
そんな私の、初めてマットレスを購入される方におすすめ、絶対失敗しないマットレスは下記の2品です。
トゥルースリーパー プレミアケア
まずは公式HPにある下記の写真を見てください! まるで雲に包み込まれているようなフィット感を体感出来ます。
身体を包み込むような高い弾性力・復元力を兼ね備えている低反発素材である「ウルトラヴィスコエラスティック」を採用した「トゥルースリーパー プレミアム」のリニューアルモデルです。
従来の抗菌・防カビ機能に加え、マットレス本体とカバーに防ダニ仕様が施されるなど、衛生面も抜群です。低反発のマットレスがお好みの方におすすめです。
画像出典:トゥルースリーパー プレミアケア
ZINUS 低反発 マットレス 30cm Green Tea
アメリカAmazonでベストセラーとなったマットレスで、寝心地を一言で表現すると、”まさに浮いている感じ”。
それでいて包まれているようなそんな感覚になります。
思わず腰痛を忘れてしまうほど。
マットレス層には衝撃吸収素材「メモリーフォーム」を使用し、身体の重さを吸収。
さらに、メモリーフォームには、天然植物油と緑茶成分とが注入されており、防臭効果とバクテリアの発生を防止しており衛生面でも全く問題ありません。
まさに腰痛マットレス界のアメリカンドリームといえるでしょう。
【これで腰痛がなくなる?】腰痛を引き起こす原因を解消する具体的な方法を3つ紹介
これまで腰痛に効果的なマットレスの種類やマットレスを選ぶ際のポイント、および、おすすめのマットレス4選を紹介してきました。
自分に合ったマットレスを選ぶことはもちろん重要なことではありますが、根本的な問題である腰痛を引き起こす原因にはどういったものがあるかご存知でしょうか。
ここでは腰痛をセルフケアするための方法を3つ紹介します。
【腰痛軽減方法その1】寝る際の姿勢に気を付ける!
1日のおよそ1/3が睡眠時間だとすると、その時間の姿勢が悪いと腰に相当な負担がかかってしまいますよね。
睡眠時の姿勢を正しく整えることは腰痛の緩和に一役買うでしょう。
選び方の章でも記載した通り、 それぞれの体形に合った姿勢があるため一概にはいえませんが、仰向けで寝る場合には、「膝の下にクッションなどを置いて膝を立てて寝る」とよいでしょう。
一方で、横向きで寝る場合には、「膝の間にクッションや枕を挟むなどして背中を少し丸めるようにして寝る」などの対処をすることで、腰痛予防繋がるとされています。
なお、うつ伏せ寝は腰に負担がかかりやすい寝方だといわれています。
出来るだけ避けるよう心掛けましょう。
【腰痛軽減方法その2】生活習慣に気を付ける!
毎日の生活でかかる腰への負担や身体のゆがみが蓄積され、やがて慢性的な腰痛に。
睡眠時に加え、日常の生活習慣全般を再点検することが重要です。
腰痛は、主に背骨のゆがみによって生じます。
寝方の癖に加えて、長時間足を組んだり、中腰でいたりといった身体のバランスを崩し得る体勢は、出来るだけ避けるよう心掛けましょう。
リラックスする時間を持つこと、小まめな水分補給、仕事中でも1時間に1回は立ち上がるようにすることが大切です。
筆者のおすすめは、会社で長時間座っていることが多い方はクッションを使用することです。硬い椅子に長時間座っているとどうしても腰や背骨に負担がかかります。
そういった際、ボリュームのあるクッションを背もたれに置き、背骨のカーブを支えてあげるようにすると、負担を緩和するので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。
【腰痛軽減方法その3】運動やストレッチをしよう!
運動不足からの筋肉への血行不足が続くと、やがて筋肉が固くなり、硬くなった筋肉がさらに血行不足を招くという悪循環に。
硬くなった筋肉は神経を刺激して腰痛の原因になりえます。
腰痛を緩和するためにストレッチや日々の軽めの運動は非常に効果的です。
特にお尻や前もも、太ももの裏の筋肉を伸ばすストレッチを行うといいでしょう。
運動やストレッチは腰痛予防だけでなく、ストレスの解消や病気の予防にも効果的なので、やらない手はありません。
しかしながら、激しすぎる運動は腰痛にも逆効果ですのでご注意ください。
腰痛マットレスおすすめまとめ
腰痛マットレスおすすめのまとめ
- 腰痛マットレスで睡眠時の腰への負担を軽減
- 腰痛マットレスには5種類ある
- マットレスを選ぶ際には硬さ・弾力性・寝心地を重視
- 腰痛を引き起こす原因を解消する方法を紹介
本記事では、腰痛マットレスの種類や選び方、およびおすすめの腰痛マットレスをランキング形式で紹介しました。
腰痛マットレスには様々な種類があり、「絶対これ!」という唯一無二の商品がある訳ではありません。
基本的には硬めで高反発で寝返りが打ちやすく、耐久性および通気性に優れているものを購入するのがおすすめですが、あなた自身に相応しく最適なマットレスを選ぶにはぜひ実際に展示場で実際にお試しいただくことをおすすめします。
本記事が、皆さんにとって最適なマットレスを選ぶ際のヒントとなり、また最終的には腰痛を緩和・無くすことのお役に立てば幸いです。
ぜひ本記事を読み終えましたら、ご自身の寝具を見直し最適なマットレスを購入することを検討してみてはいかがでしょうか。