リップアートメイクで出来ることとは?クリニックの選び方などをご紹介!
上記の様な悩みを抱えている方は意外に多いのではないでしょうか。
24時間いつでも理想の顔でいられるアートメイクは、コンプレックスや悩みを抱える女性の助けとなることでしょう。
この記事ではリップにおけるアートメイクで出来ることやクリニックの選び方などをご紹介します。
記事の概要
- リップアートメイクとは医療行為である
- リップメイクアートを施すと血色アップや顔全体のイメージチェンジが期待出来できる
- リップメイクアートのメリットはメイク時間の短縮や色落ちがないこと
- リップメイクアートのデメリットはヘルペス発症やMRI検査不可の可能性があること
- クリニック選びのポイントは医師や看護師が在籍しているか、カウンセリングをしっかりと行っているかを考慮すること
アートメイクの基本情報や失敗しないコツについてこの記事で詳しく解説しています。
東京にあるおすすめのクリニック10選も紹介しているのでぜひ併せてご覧ください。
Contents
リップアートメイクとは
リップアートメイクの施術内容は、唇の表皮部分に針を刺し色素を注入してリップを理想の色や形に近づける医療メイクの一種です。
アートメイクという名称から美容サロンで行われるメイクを想像しがちですが、実際は厚生労働省より医療行為と定められており、様々な規定の下で行われています。
例えば、施術者は医師、又は看護師の免許を持つ者に限られていたり、施術場所は医療機関のみと限定されたりすることが挙げられます。
また、リップアートメイクでは麻酔の使用が必要となるため、医師の指導の下施術を行う必要があります。
リップアートメイクの種類
リップアートメイクの手法には大きく分けてフルリップとリップラインの2種類があります。
フルリップ
フルリップはリップ全体を染色する手法です。
口紅を塗ったかのような発色を維持出来ることが特徴であり、色味や形などリップ全体を変えたい場合におすすめの手法です。
リップライン
リップラインはリップの縁取りだけを染色する手法です。
使用する染料が少なく体への負担が少ないことがメリットといえるでしょう。
リップアートメイクで出来ること
顔全体のイメージチェンジ
リップの色や形は顔全体の印象を大きく左右します。
例えばリップラインが明確になることで顔全体が引き締まりますし、リップの厚みが1ミリ増すだけでもセクシーな印象を作り出すことが出来るでしょう。
どの様に仕上げたいかをクリニックとよく相談しながらリップの形や色を決めていくとよいでしょう。
リップの血色アップ
リップの血色が悪かったりくすみがまだらにあったりすると、顔全体が不健康な印象になってしまうでしょう。
リップアートメイクでは自分の肌色に合った色素をサロンと相談しながら決めることが出来るので、ノーメイクでも自然な顔の血色感を目指せます。
リップの形の補正
元々のリップの形にコンプレックスをお持ちの方は口紅だけでは心許なさを感じると思います。
例えば口角が下がっていたり薄すぎる場合は、メイクだけではどうにもならないことでしょう。
リップアートメイクではリップの形を補正することで理想の顔に近づけられます。
例えば下がった口角を上げて描くことでアヒル口に近づけたり、左右非対称のリップを整えたりすることも可能です。
また上唇の山を作ることで人中(鼻の下部分)が短くなりキュートな印象に近づくことも出来ます。
リップアートメイクのメリット
リップアートメイクを施すことで下記の様なメリットがあります。
メイク時間の時短
リップアートメイクを施すことで顔全体が引き締まるので普段のメイクが映えやすくなるでしょう。
また、ワセリンやリップクリームを塗るといった一手間を加えるだけで、グロスを塗ったかの様な艶やかな仕上がりを維持出来るようになります。
忙しい朝の時間帯や食後の化粧直しが一段と楽になることでしょう。
化粧直しの頻度が減る
表皮を染色するリップアートメイクは、マスクによる摩擦や飲料を飲んだあとも色落ちがありません。
化粧直しの必要がなく、美しいリップのまま安心して一日中過ごすことが出来ます。
相手に与える印象が良くなる
口角の上がったリップは相手に好印象を与えます。
また、自分のリップに自信が持てると笑顔が増え、相乗効果として表情も明るくなるでしょう。
リップアートメイクのデメリット
ヘルペス症状が出る可能性
医療メイクとはいえ、アートメイクは針を表皮に刺し染料を注入するため、皮膚を傷つけ大きな負担を与えます。
染料を入れてしばらくの間は皮膚の傷が治りきっておらず、免疫力が低下している状態です。
ヘルペスに罹患したことがある場合、免疫が低下したリップにヘルペスが再発してしまう可能性があります。
上記を避けるためにも、リップアートメイクの施術が終わったあとに処方される抗生剤は必ず服用するようにしましょう。
MRIを受けられない可能性がある
クリニックにもよりますが、安価な染料を使用したアートメイクの場合施術後にMRI検査を受けられない可能性があります。
これは染料の金属含有量が多いことが要因です。
MRI検査をすると染料の金属が反応し、画像が乱れたり熱を溜め込み体にピリピリとした熱感を与えることがあります。
クリニックを選ぶ際は、使用している染料がFDAなど公的機関に認められたものを使用しているか、施術後にMRIを受けても問題ないかを確認しておくとよいでしょう。
リップアートメイクの施術について
料金について
リップアートメイクの料金相場は、初回カウンセリングを含め2回の施術で11万円から15万円程度です。
中には10万円を切る料金での施術を謳っているクリニックがありますが、1回の施術料金である場合がある為。
事前によく確認することをおすすめします。
施術の流れについて
リップアートメイクは2回の施術で提供されるのが一般的です。
手順を大まかに分けると、1回目で下地を作り、2回目で染料を定着させる流れとなります。
具体的な手順は以下の通りです。
事前カウンセリング
施術に対する疑問などを相談出来ます。
ほとんどのクリニックでは無料カウンセリングを行っているので、気軽に相談してみましょう。
1回目の施術
- デザインを決める
理想のリップの色味や形を相談して決めていきます。 - 麻酔クリームを塗布する
唇に針を刺す施術でも麻酔が効けば痛みを感じることはありません。 - 施術開始
麻酔が効いたら、施術開始です。
リップを縁取ったあと、染料を表皮に入れていきます。
施術直後は目標の仕上がりよりも鮮やかに発色しますが、まだ染料は定着していない状態です。
ダウンタイム
施術後1週間程度は腫れや痛み、皮むけが起こりやすくなるため、しっかりとアフターケアをする必要があります。
針を表皮に刺すことでリップに傷が残り瘡蓋になることもあるので、しっかりと治癒することが大切です。
染料が肌に定着するまでのダウンタイムの時期を乗り切ることが、アートメイクの成功の秘訣ともいえるでしょう。
施術後10日目以降
施術から10日を過ぎた頃から次第に染料が薄れ始め、自然な色味に落ち着いてきます。
施術直後からすると大幅に色が薄れたように思えますが、元々のリップの色よりは鮮やかな仕上がりとなります。
施術後1箇月以降
1度目の施術では染料が定着しづらい場合がほとんどです。
2度目の施術は1度目の施術から1箇月程経過した頃の色味の様子を見て決めていきましょう。
2度目の施術
2度目の施術では、1度目の施術後の状況を見ながら再度染料を入れつつ微調整します。
この時、色味や形を変えるのか相談することも出来ます。
2度目の施術で染料が定着するので、より鮮やかな仕上がりとなるでしょう。
施術完了
2度の施術を終え、施術は完了となります。
よりはっきりと色味を入れたい方は3回目の施術を追加することも可能です。
【失敗しない】リップアートメイククリニックの選び方
リップアートメイクは施術後2年程効果が継続しますので、クリニックを選ぶ際は慎重に判断すべきです。
とはいえ、無数にあるクリニックの中から自分に合ったクリニックを選ぶ際は、何を基準にすればよいのでしょうか。
下記にクリニックを選ぶポイントを紹介します。
クリニックが違法でないかどうか
リップアートメイクのクリニックを選ぶポイントとしては、決して料金だけで判断しないことでしょう。
2001年より医療行為と定められたリップアートメイクではありますが、未だに医師や看護師免許を持たない者が施術を行っている違法サロンがあることも事実です。
また、医師が立ち会わずに看護師のみで施術を行っているケースもあります。
上記の場合、正規の対応を採っているクリニックに比べて破格で施術を提供していることがほとんどです。
個人経営のサロンなどで施術を受けることを考えている場合、注意深く調べることをおすすめします。
カウンセリングを丁寧に行っているかどうか
施術に入るまでにどれだけカウンセリングに時間を割いているかをクリニック選びの判断基準にするとよいでしょう。
理想的なリップのイメージを伝えることが出来ても、それが本当にその人の肌色や骨格に合ったものであるとは限りません。
施術後に理想と現実のギャップが起きてしまわぬよう、多数の症例を元に冷静かつ客観的にアドバイスしてくれるクリニックを選ぶとよいでしょう。
リップアートメイクのよくある質問
リップアートメイクを初めて受ける場合、不明点が多く漠然とした不安を感じる方は少なくないでしょう。
ここからは、リップアートメイクを検討されている方が抱きがちな疑問を取り上げます。
施術を受ける前に注意しておくことはありますか
リップアートメイクを受けるにあたり、いくらか留意しておく点があります。
まず、施術の3週間前までに別の美容サービスを受けていないかどうかです。
例えば、ティントやピーリングなどを行っている場合はアートメイクの染料が定着しづらい可能性があります。
下記に該当する場合にも施術が出来ない可能性があるためクリニックに相談しておく必要があります。
施術が出来ない可能性がある方
- 血液感染症
- てんかん
- 貴金属類アレルギー
- 麻酔薬アレルギー
- 内科・精神疾患がある
- 抗がん剤を使用している
- 未成年
効果はどれくらい持続しますか
2年程度が目安とされています。
ただし、個人の肌質や代謝によるところが多いため個人差はあります。
施術に痛みは伴いますか
施術にはクリームタイプの麻酔薬が使用される場合がほとんどですが、全く痛みがないわけではありません。
特にリップは痛みを感じやすい部位ですので、人によってはピリピリとした痛みが生じる場合があります。
メイクはいつから出来ますか
リップメイクを始めてもよい時期はクリニックによって異なります。
施術当日から大丈夫というところがあれば、施術から1週間はメイクを避けたほうがよいとするクリニックもあります。
事前に確認しておくとよいでしょう。
施術後は腫れなどありますか
リップは非常に皮膚が薄くデリケートな部位なので、腫れや赤みが出る可能性は大いにあります。
腫れなどの炎症が出るダウンタイム期間には、予定を入れないことをおすすめします。
また、腫れが出た場合は患部を柔らかいもので冷やすとよいでしょう。
リップアートメイク|まとめ
本記事ではリップアートメイクで出来ることやメリットデメリット、クリニックを選ぶポイントなどについて紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
ここで要点をまとめてみたいと思います。
リップアートメイク|まとめ
- リップアートメイクとは医療行為である
- リップメイクアートを施すと血色アップや顔全体のイメージチェンジが期待出来る
- リップメイクアートのメリットはメイク時間の短縮や色落ちがないこと
- リップメイクアートのデメリットはヘルペス発症やMRI検査不可の可能性があること
- クリニック選びのポイントは医師や看護師が在籍しているか、カウンセリングをしっかりと行っているかを考慮すること
リップアートメイクは一度の施術で24時間理想のリップを手に入れられる画期的な医療メイクですが、医療行為である分慎重な下調べが必要です。
自分に合ったリップを手に入れるためにも、まずは気になるクリニックの無料相談やカウンセリングに足を運んでみましょう。
この記事の内容が、リップアートメイクへの挑戦をお考えの方々が不安を払拭するために役立つと幸いです。