コンビニや薬局で、『GABA配合』と書かれている食品やサプリメントを見かけたことはありませんか?

GABAとは、γ−アミノ酪酸(Gamma Amino Butyric Acid)の略称で、
頭文字をとってGABA(ギャバ)と呼ばれるアミノ酸成分です。

一般的なアミノ酸は、タンパク質を合成する働きがあることが知られていますが、
GABAにはタンパク合成の作用はありません

GABAを含んでいる食品には、ストレス軽減血圧コントロール、睡眠の補助をうたっているものが多くあります。

年齢を問わず、現代人にとってストレスや高血圧、不眠は大敵です。

アミノ酸であるGABAは、どのようにしてストレスを軽減し、血圧や睡眠に影響を及ぼすのでしょうか。

GABAの成分と効能

GABAは、人間の体内だけでなく動植物や甲殻類にも存在する天然成分で、
私たちが日頃摂取している
お米お茶野菜芋類
特に納豆発芽玄米などの発酵食品などに多く含まれています。

そして、ヒトでは脊髄神経などに特に多く存在しており、
神経伝達を抑制する作用があるのです。

そもそも、神経系の伝達とストレスにはどのような関連があるのでしょうか。

ストレスと自律神経の関係

ストレスや生活習慣の乱れは、自律神経を乱します。

この自律神経は、内臓や血管などの働きをコントロールし、
体内環境を整えて一定の状態に保つ役目があります。

暑い日や寒い日、走っている時や歩いている時など、身の回りの環境自身の動作が変わっても、
心臓を動かしたり、発汗を促したり、胃腸呼吸の働きをコントロールすることで
身体を一定の状態に保つようにしているのです。

この自律神経には、交感神経と副交感神経があり、

交感神経は、特に昼の活動している時や緊張状態にある時に活性化されます。

また、逆に副交感神経は、夜休んでいる時やリラックス状態にある時に活性化されるのです。

ストレスを受けると、この交感神経が活発化します。

この交感神経によって、さらにの興奮が高まります。

そして心拍数が増加し、眠りが浅くなったり、血圧が上昇するなどの変化が生じます。

考えただけでも体にとってはストレスが大きそうな状態ですよね。

その交感神経の活発化を抑制することで、
副交感神経を優位にする働きを持つのがGABAなのです。

副交感神経が優位となれば、
心拍数や血圧は低下傾向となり、身体はリラックスした状態となります。

自律神経の乱れを起こさないためには

GABAは交感神経の活発化を抑制し、副交感神経を活発にするという作用がありますが、
自律神経の働きを左右する要因は他にもあります。

  • 規則正しい睡眠サイクル
  • 充分な睡眠と休養
  • 三食規則正しくバランスのいい食事(ビタミンカルシウム,食物繊維等)
  • 適度な運動
  • 冷え性対策(入浴など)

上記のような生活習慣の見直しが、自律神経の働きをサポートし、ストレス緩和につながるのです。

ですが、毎日忙しく過ごしているとライフスタイルを完全に変えることは簡単ではありません。

夜勤があって規則正しい生活が難しい、運動する機会が無い、等といった方は多いと思います。

そんな時、食品サプリメントから摂取できるGABA(ギャバ)は、ストレスを遠ざける味方になってくれそうです。

どのくらい摂取すればいい?

GABAは機能性食品に分類されており、一日摂取目安量は100mgです。

よく食べられる、ナスやトマト、ジャガイモなどの野菜100g中にGABAは20〜50mg程度含まれています。

そして、市販の特定保健用食品では10〜80mg/の成分量で販売されています。

普段の食事に、市販のGABAサプリメントやGABA含有との表記のある食品を選べば、簡単に一日の量が摂取できそうです。

GABAが含まれていると表記のある商品は、
チョコレートお茶トクホ飲料ヨーグルトお醤油などが開発されています。

せっかくお昼に飲んだり食べたりするなら、GABA入りの軽食飲料にすると仕事中のイライラやストレス軽減の助けになってくれるでしょう。

摂取する時間帯についてですが、日中のGABA摂取によって、夜間の寝つきが良くなり深い睡眠を得られるとの結果も出ています。ですので、リラックスしたい時間に服用する必要はなく、いつでも取り入れることができるのです。

まとめ

  • GABAにはストレス緩和血圧コントロール良質な睡眠を促す効果がある
  • GABAは動植物に存在している。人間であれば脳、脊髄、神経系に多く含まれている
  • ストレスは自律神経の乱れと深く関係しており、交感神経と副交感神経のバランスを取ることが必要
  • GABAで交感神経の興奮作用を抑えることで、リラックス効果や血圧心拍数の減少、良質な睡眠が得られる
  • 生活習慣の見直しとGABAの摂取抗ストレス作用が期待できる

リラックスできる環境を作ったり、ストレス予防のために生活習慣を整えることはとても大切です。


ですが、仕事や学校、育児をしていると、
日常生活の中でからだもこころもリラックスできる時間とても少ないのが現状ではないでしょうか。


食事やサプリメントで、身体をリラックスさせるサポートが出来れば、心強いですよね。


コンビニや薬局で『GABA配合』の食品を見かけたり、サプリメントがあれば、ぜひ試してみてください。

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