葬儀会社を選ぶ機会は、そう多くはありません。

そのため、知識がない状態で葬儀会社を選ぶ方が多いのですが、実は後で調べると葬儀会社によっては費用や内容が大きく異なっていたなんてことも珍しくないのです。

数少ない大事な人を送る機会を後悔しないためにも、葬儀会社を選ぶ際には、正しい葬儀会社を選ぶポイントを知っておきましょう。

葬儀会社の選び方に失敗してしまうと

葬儀会社とは、「葬儀全般に関することを手配し、円滑に葬儀が行えるように取り仕切ること」を仕事としています。

そのため、「どこを選んでも変わりないだろう」と思う方もいるかもしれません。

しかし、実際に国民生活センターだけでも2019年度には400件以上の相談が寄せられています。

きちんと選ばなければ下記のようなケースになることもあるのです。

必要以上に多いオプションをすすめられる

合意していないサービス料金など高額な請求をされる

スタッフの対応が不親切

など葬儀会社選びを失敗することで、大切なお葬式にも関わらず後悔してしまったという方もいるのです。

葬儀会社の種類とは?

葬儀会社には、葬儀専門に行う葬儀会社や冠婚葬祭と幅広くサービスを展開している葬儀会社などいくつかの種類があるのです。

①葬儀専門の葬儀会社

豊富なオプションやプランが多く、希望通りの葬儀を行いやすいという強みが特徴です。

②冠婚葬祭業者

事業規模が大きく知名度が高い企業が参入しているため、安心して依頼しやすいという声が多く聞かれます。

③冠婚葬祭の互助会

故人が生前から積み立てで入会しているケースが多いでしょう。積み立て金額を葬儀の費用の一部に充てることができたり、会員制で割引を受けることができる場合もありますが、解約する場合にはかえって損をしてしまうこともあるため慎重な判断が必要でしょう。

上記のようにそれぞれに特徴がありあすが、初めて選ぶ方の多くは①もしくは②を選ぶ方が多いでしょう。

葬儀会社に依頼する前に決めておくこと

葬儀会社を選ぶ際には、事前に決めておいたほうがよいことがあります。

それは葬儀の「規模・場所・宗派」を確認しておくことです。

これらを決めておくことで、葬儀会社の規模も変わってくるため、前もってある程度は決めておきましょう。

葬儀の規模

葬儀を行う際には、どれぐらいの方に知らせるのか、あるいは家族だけで行う家族葬なのかなど決める必要があります。

多くの方がイメージされるのが、お通夜、告別式を行う一般葬ですが、お通夜をしない直葬という形式もあるのです。

このように葬儀の種類を知ったうえで、依頼をすることで規模についても相談しやすくなるでしょう。

葬儀の場所

葬儀をする際には、葬儀場所を借りて行うか、自宅で行うかを考えなければなりません。

もし、専用の会場で行いたいと希望がある場合には、葬儀専用に設計されている斎場を自社で持っている葬儀会社を選ぶというのも一つの方法でしょう。

一方、自宅で葬儀を希望する場合には、コーディネートだけを依頼できる葬儀会社を選びます。

自宅以外にも、地域の公民館やお寺で行いたい場合にも同様なタイプの葬儀会社を選びます。

宗教と宗派の確認

基本的に葬儀は故人の宗教、宗派で行います。

宗教や宗派によっては、葬儀の作法が異なる場合があるため、確認しておかなければなりません。

もし、無宗教の場合には無宗教葬で行うこともよいでしょう。

葬儀の費用の相場を知る

では、葬儀費用の相場を紹介します。

日本消費者協会が実施している2017年度のアンケートによれば、葬儀費用一式の平均額は120万円となっています。

あくまでもこの数値は平均値のため、地域や規模によって葬儀の費用は異なるのです。

多くの場合、家族葬は20万円~50万円で行うことも可能です。

一般葬であれば、150万円~200万円が費用の目安になるでしょう。

中には、早期から予約しておくことで割引制度を採用している葬儀会社もあります。

そのため、準備期間がある場合には、複数の葬儀会社から見積もりをとるのも良いでしょう。

葬儀にかかる費用の相場を知っておくことで、葬儀会社から提案された見積もりを正しく判断する材料にもなるのです。

葬儀会社を選ぶ3つのポイント

葬儀についての種類や確認しておくことが決まれば、以下の点に注意して葬儀会社を選ぶとよいでしょう。

サービスに対する明確な見積もり・費用を提示してくれる

葬儀会社を選ぶ際には、必ず事前に明確な見積もり、費用を提示してくれる葬儀会社を選ぶようにしてください。

セットプランなどの場合では、何が含まれないかなども確認しておきましょう。

例えば、火葬費用や火葬場の空き状況などにより、料金が変動することもあるからです。

他にも、契約後に必要な保全処理を案内してもらえなかったり、合意していないサービスの

請求をされたりなどのケースもあるのです。

葬儀後にトラブルにならないためにも、サービスの内容と見積もりはきっちりと提示してもらいましょう。

担当スタッフの対応は親切か

葬儀会社で働くには資格は必要ありません。

そのため、担当スタッフの対応はとても重要となるでしょう。

遺族の希望や気持ちに沿う事はもちろん、費用を抑えた葬儀であってもきちんと対応してくれるかなども見るべきポイントです。

気持ちに寄り添い、良いアドバイスや選択肢を提示してくれるなど信頼できる方と出会えれば、後悔のない葬儀を行うことができるはずです。

中には、必要以上にオプションを提案したり、契約を急がせたりするケースもみられます。

事前知識が少なければ、そのような提案を鵜呑みにすることもあるでしょう。

葬儀会社によっては、厚生労働省が認定する「葬祭ディレクター」の資格を有するスタッフが勤務している葬儀会社もあります。

もし、スタッフの対応に納得が行かない、基準が分かり肉などあれば、選択するひとつのポイントにしてもよいでしょう。

紹介された葬儀会社以外とも比較をすること

生前から葬儀会社を決めていない場合には、病院等から葬儀会社を紹介されることもあるでしょう。

しかし、そのような場合でも複数社調べることをおすすめします。

なぜなら、病院によっては葬儀会社と提携している医療機関もあるため、紹介手数料やオプションなどが上乗せされている場合もあるからです。

そのため、実は相場より高く見積もりが提示される可能性があります。

正しく葬儀会社を選択するには最低でも2社以上は比較して決めるとよいでしょう。

まとめ

  • 葬儀会社を正しく選べなければ、後悔したりトラブルになったりする場合がある
  • 明確な見積もりを提示してもらい、複数社で比較することが大事
  • 遺族の気持ちに寄り添ってくれるかスタッフの対応を判断することも重要

葬儀会社の知識がある、詳しい方は少ないでしょう。

事前に葬儀会社を決めていればいいですが、そうでない方は時間もなく、あまり調べることなく契約してしまうケースも多いのです。

葬儀会社とのトラブルは消費者センターや国民生活センターにも相談されています。

後悔しない葬儀をすることはもちろんですが、トラブルにも巻き込まれないように上記の点に注意して葬儀会社は選んでください。

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