「血糖値によい食材が知りたい」
血糖値対策への効果で注目されているお勧め食材が、サラシアです。

サラシアには、健康に大きな影響を与える血糖値スパイクなどを予防する効果が報告されています。

ですが、「名前は聞いたことがあるけど、どんな食材なのかわからない・・・」という方も多いでしょう。

そこで、こちらの記事では、サラシアにはどんな成分や効果があるのかを研究報告に基づいて解説します。

実は、サラシアには血糖値の他にも、健康に嬉しい意外な効果が。
健康のためにサラシアを取り入れたいと検討中の方は、是非参考にしてください。

サラシアってどんな食材なの?

サラシアは、デチンムルカ・サラシア属であるツル植物のことです。

学名がSalacia oblonga、Salacia chinensis、Salacia reticulataなどの植物がサラシアに該当します。

サラシアはどこの地域の植物なの?

サラシアは、スリランカやインド、東南アジアなどの熱帯地域に広く存在している植物です。

幹や根から得られるエキスは、伝統的に糖尿病などの治療に使われ、「奇跡の植物」として昔から親しまれてきました。

サラシアはアーユルヴェーダにも認められている?

サラシアは、アーユルヴェーダにも効果が認められた食材です。

アーユルヴェーダは、中国医学・ユナニ医学とともに、世界三大伝統医学として知られています。
5千年もの歴史を持ち、世界最古とも言われるインドの伝統医学です。

サラシアは、アーユルヴェーダにおいて、古くから肥満や糖尿病の治療に使われてきました。

サラシアの成分|サラシアに含まれる成分はなに?

サラシアには、健康によい成分が豊富に含まれています。

サラシアに含まれている主な成分が、こちらの5種類です。

  • サラシノール
  • コタラノール
  • カテキン
  • タンニン
  • マンジフェリン

特に注目したい成分が、サラシノールとコタラノールです。

サラシノール・コタラノール|α-グルコシダーゼに作用

サラシア特有の有効成分が、サラシノールとコタラノールです。
サラシノールとコタラノールの働きによって、血糖値の上昇を抑制することができます。

血糖値上昇抑制効果のポイントになるのが、α-グルコシダーゼ。
α-グルコシダーゼは、糖類を単糖にまで分解する酵素です。

炭水化物などの糖類は、長い鎖のような状態になっています。
この鎖を1つ1つの状態である単糖にまで分解することで、初めて小腸から血液の中に、糖を取り込むことができます。

つまり、α-グルコシダーゼの働きによって、糖を体内に取り込むことができるのです。

サラシノールとコタラノールは、α-グルコシダーゼの働きを阻害します。
α-グルコシダーゼの働きが阻害されることで、糖類が単糖にまで分解されなくなり、血液中に糖がたくさん取り込まれることを防げます。

サラシアの効果|5つの効果で健康をバックアップ

それでは、実際にサラシアを摂ることでどのような効果が得られるのでしょうか?

研究によって報告されているサラシアの効果が、こちらの5つです。

  • 血糖値の上昇を抑える
  • 腸内環境をよくする
  • 免疫力をアップさせる
  • 肥満を予防する
  • 肝臓を保護する

特に、注目されているサラシアの効果が、「血糖値」「腸内環境」「免疫力」への3つの効果です。
3つの効果について、研究報告に基づき、詳しくみていきましょう。

サラシア効果1|血糖値の上昇を抑える(血糖値スパイク予防)

サラシアには、前述の通り、血糖値の上昇を抑制する効果があります。
さらに、血糖値スパイクを予防する効果も。

サラシアに含まれるサラシーノルとコタラノールの働きによって、血糖値の上昇を抑制することができます。

そして、注目したいのが血糖値スパイクの予防効果です。

血糖値スパイクとは、ジェットコースターのように、食後に急激に血糖値が上がり、その後血糖値が急降下する現象のことを指します。
血糖値スパイクは、心筋梗塞などのリスクを高める原因の1つです。

サラシアを摂ることで、糖の吸収を穏やかにして、血糖値スパイクの発生を予防できます。

サラシアの研究報告~血糖値編~

サラシアの血糖値スパイクへの効果を検証した研究報告を、1つご紹介します。

(研究の対象と方法)

対象:血糖値スパイクが発生しやすい糖尿病予備軍の男女6人

方法:朝・昼・晩の1日3食の食前にプラセボ、サラシア100mg、サラシア600mgを与えて、24時間持続血糖モニターを使って血糖値の変化を測定

(研究の結果)

プラセボでは食事のたびに血糖値が50~60mg/dL上昇し、血糖値スパイクが発生。
一方で、サラシアを食べたグループは、食後の血糖値の上昇が強く抑えられ、血糖値スパイクの抑制効果が確認できました。

血糖値スパイクの予防効果は、サラシア100mgよりもサラシア600mgのグループでより効果が高まることが判明。

参考:https://www.kobayashi.co.jp/corporate/news/2017/170522_02/index.html

サラシア効果2|腸内環境をよくする

サラシアを摂ることで、健康の要とも言える腸内環境をよい状態に整えることができます。

私たちの大腸の中に住み着いている細菌は、1000種類以上1000兆個以上。

様々な細菌が種類ごとに塊になって、腸内でひしめき合っている状態は、お花畑(フローラ)のように見えるため、腸内フローラと呼ばれています。
正式には、腸内細菌叢です。

腸内フローラの細菌は、ビタミンを合成したり腸の動きを刺激したりする善玉菌、毒素を作り出す悪玉菌、善玉菌と悪玉菌のうち優勢な方に味方する日和見菌の3種類に大別されます。

健康を維持するためには、腸内を善玉菌優勢の状態に保つことが大切です。

サラシアは、悪玉菌を減らし、善玉菌を増やす効果があります。

サラシアの研究報告~腸内環境編~

サラシアの腸内細菌への効果を検証した研究を、1つご紹介します。

(研究の対象と方法)

対象:健康な男性30人(50歳以上60歳未満)

方法:15人ずつプラセボ食品グループとサラシア240mg配合食品グループに分けて、4週間継続的に食べさせ、便を採って腸内細菌叢の菌の比率を測定。

(研究の結果)

プラセボに対して、サラシアを食べたグループは、善玉菌であるビフィズス菌の比率が有意に増え、悪玉菌であるクロストリジウムの比率が有意に減少しました。

参考:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0923.html

サラシア効果3|免疫力をアップさせる

サラシアには、免疫力をアップさせる効果も期待できます。

身体の最大の免疫器官が、腸です。
なんと、腸には全体の約6割もの免疫細胞が集まっています。

免疫力を高めるためには、腸内環境をよくすることがとても大切なのです。
実は、腸内細菌が免疫バランスの調整に深く関わっていると言われています。

サラシアには、善玉菌を増やして悪玉菌を減らし、腸内環境をよくする効果があります。
腸内環境がよくなることで、免疫細胞が増えて元気になり、免疫力がアップするのです。

サラシアの研究報告~免疫力編~

サラシアの免疫力への効果を検証した研究を、1つご紹介します。

(研究の条件)

対象:健康な男性30人(50歳以上60歳未満)

方法:15人ずつプラセボ食品グループとサラシア240mg配合食品グループに分けて、4週間継続的に食べさせ、摂取前後で採血し、T細胞増殖係数を測定。

(研究の結果)

プラセボグループと比較して、サラシアグループでは有意にT細胞が増加しました。
T細胞は免疫力の高さの指標として使われています。

参考:https://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0923.html

サラシアの安全性|副作用の心配はないの?

サラシアを摂るときに気になるのが、副作用などの安全性。
結論からいうと、サラシアの副作用や安全性は心配しなくても大丈夫です。

サラシアは、アーユルヴェーダにおいて古くから食べられてきました。
長い食経験の歴史を見ても、安全性にも問題ありません。

また、サラシアの副作用や毒性については、動物を使った研究で多数検証されています。
どの研究においても、サラシアの毒性や副作用は認められませんでした。

さらに、サラシアを配合したサプリメントの中には、トクホとして認められた商品もあります。
トクホの審査はとても厳しく、安全面でも厳しい審査をクリアしなければいけません。

つまり、トクホとして認められているサラシアは、安全面や副作用で問題がないのです。

まとめ

  • サラシアはアーユルヴェーダも認めた食材
  • サラシアには血糖値上昇抑制・免疫力アップ・腸内環境改善効果あり
  • サラシアの安全性や副作用は問題なし

サラシアは血糖値が気になる方以外にも、腸内環境を改善したい方や免疫力をアップさせたい方にお勧めの食材です。

古くから健康のために使われ、トクホの関与成分としても認められ、効果はお墨付き。

血糖値スパイクの予防にもなるので、健康が気になる方は是非試してみてください。

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